顎顔面領域の神経痛のお話 | |||||||||||
顎顔面領域の神経痛の代表に、三叉神経痛というものがあります。 |
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概 念 | |||||||||||
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これらの領域に激烈な痛みが発生する疾患を三叉神経痛と言い、虫歯の痛みと間違いやすい疾患でもあります。女性に多い疾患で、50代後半に初発しやすいといわれています。 | |||||||||||
症 状 | |||||||||||
洗顔、会話、食事、歯磨き、等の刺激が、三叉神経支配領域に加わると、顔面に電気が走った様な、または針を刺した様な激痛が数秒から数分間、顔面の左右どちらかに生じます。睡眠中や入浴中は、これらの痛みは無いと言われています。 |
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原因と治療 | |||||||||||
三叉神経を脳底動脈や腫瘍が圧迫する事により起こるとされ、この圧迫を取り除く事が一番の治療法です。その他の治療法には、抗痙攣薬のカルバマゼピン(テグレトール)が特効薬ですが、眠気が出る事があります。 | |||||||||||
まとめ | |||||||||||
三叉神経痛は、歯科、口腔外科、麻酔科、脳外科等の連携が必要な疾患です。虫歯や義歯の痛みと間違いやすい事もありますので、注意深く治療を進める必要があります。 | |||||||||||